こんにちは 長谷川ゆきです。
今日は金管楽器奏者の方々へお知らせです。
アーバンの「『ヴェニスの謝肉祭』ファンタジーと変奏曲」、
2015年にテューバの宮西純さんのCD録音に共演させて頂きましたが、
その時に作ったピアノ間奏の変奏を盛り込んだ楽譜を本日、
まずはテューバ用、トランペット用、ユーフォニアム用を出版しました!
3/29後記:ホルンF管用も完成いたしました。ユーフォニアム用はトロンボーン用と兼用となりました。
4/16後記:各商品ページに楽譜の中身画像(なか見検索)を追加しました。
(編曲いきさつはこちら(笑)懐かしい記事ですが:)

昨年末にフランス国立図書館からアーバンの自筆譜が届きました。
オーケストラ伴奏だったのですが随分スラーなどが違っていました。

そこで、1861年のフランス初版も取り寄せてみました。

そして、有名な、大事な資料、「グランドメトード」

これらを調べたら、あら・・随分と発見が。
パート譜の各ページの下に、版同士の違いの注釈を付けたので、
パート譜のほうが充実した資料となったかもしれません。
同じフレーズでも1回目と2回目でアクセントの位置がちょっと違ったり。
ぱっと見はうっかり間違いに見えるのですが、
だんだんと、アーバンの息遣いが見えるようになりました。

恐らく、飽きさせない、ちょっとしたお洒落な変化球を出しながら演奏したのでしょう。
アーバンは、この写真のようにカッコよく、
この時代にロシアで指揮者もしてからパリ音楽院に戻って教えたそうです!
少しでも意味のありそうな原譜の相違はそのまま紹介する譜面に仕上げました。
その他にも工夫した点を作品ページに書いていますので、
ぜひ写真をクリックして詳細ページをご覧ください↓
*他の楽器用も欲しいという方、お気軽にメッセージ下さい。
それでは、良い祝日のつづきを♪
長谷川ゆき
楽譜を紹介して下さる方へ
大変お世話になります。Yahoo!ショッピングの「長谷川ゆき公式ストア」の商品は全て紹介料10%でブログ等でアフィリエイトして頂けます。バリューコマースよりお手続き下さい。