7/8(日)前半のフォーレとサン=サーンス フランスの作曲書法教育

こんにちは 長谷川ゆきです。 フォーレの事を書きますと言いながら、昨日もオレリアンの紹介。なってなくてすみません。 生涯に渡って歌曲を書き続けたフォーレの、書法の変遷を見る事ができるようなプログラムです。有名な「夢の後に」他、全8曲を演奏します。 途中、こんな怖い歌も・・ あなたは僕に黙れという どこか遠くに、永久に行ってしまえという そしてひとりでいろという 僕の愛した人のことを忘れてしまえと! (梅丘歌曲会館様のサイトより引用) ところが! オレリアン「奥さんが旦那を怖がらせてる、可笑しいです。」というのです。・・深刻ではなく、一時的な、お芝居のような滑稽な情景に見えて来ました。 ガブリエ […]

7/8(日)義兄妹の共演:パリオペラ座首席チェロ オレリアン・サブレ

こんにちは 長谷川ゆきです。 今度の日曜日、義兄のオレリアン・サブレと共演致します。 オレリアンはパリ管弦楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団第二首席を経て、2008年よりパリオペラ座管弦楽団首席ソロ・チェリストを務めています。 オレリアンの父がジャン=ピエール・サブレと言って、オペラ座のコンサートマスターを務めておりました。パリ12区ポール・デュカ音楽院でもヴァイオリンと室内楽のクラスを持っており、日本人でも習った人がとても多いと思います。私もお世話になりました。 オペラ座の入団試験の前には、オレリアンに付いて、ジャン=ピエールのレッスンを受けに行きました(伴奏者にとって、そして今思え […]

7/8(日)フランク「ヴァイオリン又はチェロの為のソナタ」?

こんにちは 長谷川ゆきです。 また大変ご無沙汰してしまい失礼しました。 やや蒸し暑いですが皆様お変わりございませんか。 去る3月のリサイタルでは、予想外に満員のお客様となり、たくさんのご来場、ご協力を賜りありがとうございました。 さて、題名をご覧になって、何それ? と思われるかも知れません。 現代でもヴァイオリンソナタとして一番人気のセザール・フランクのソナタ、初期の版に「ヴァイオリン又はチェロの為のソナタ」とありまして・・。 (画像元:http://imslp.org/ ) チェロパートはフランク本人の手によるものではなく、ご友人の名チェリスト、ジュール・デルサールによって作られました。作曲 […]

3/1リサイタル、後半のブラームスとベートーヴェン

こんにちは 長谷川ゆきです。 連休はいかがお過ごしですか。 少し暖かくなりましたね!   さて、プログラム後半ですが、 ◎ブラームス: 4つの小品 op.119 ブラームスの小品集の中で一番バランスが取れているように思い、気に入っています。ブラームスの保養地、オーストリアのペルチャッハで行われているブラームス国際コンクールの一次予選の自由曲にこの第1曲と第2曲を選びました。世にも地味な選択ではありましたが通過する事ができました。 ペルチャッハはブラームスの交響曲第2番が作曲されたところで、暖かい光が心地よい風光明媚なところでした。 この時審査員にいらしたのがアレクサンダー・イエンナー […]

3/1珍しくピアノソロリサイタルをします

こんにちは 長谷川ゆきです。 大変お久しぶりになってしまいました。 皆様にはお変わりございませんか。 遅ればせながら本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 *今回よりブログを移転、パリ・ミラノ研究記から長谷川研究室「ゆきらぼ」へとタイトルも新たに致しました。どうぞよろしくお願いします。これまでの記事はこちらです。   この度アーク紀尾井町サロンホール・木曜コンサートシリーズにピアノソロリサイタルで出演させて頂く事になりました。 初めて紀尾井町サロンホールを内覧させて頂いた時、小人数で広々と寛げる雰囲気や、アシュケナージさん選定の素晴らしいピアノを見て、「いつかソロリサイタルを開くな […]