2つの「タイスの瞑想曲」

こんにちは 長谷川ゆきです。立秋過ぎても大変な暑さですが、フォロー下さってる皆様はご無事でしょうか。 今日はマスネ作曲の有名な「タイスの瞑想曲」について面白かった事をシェアしてみたいと思います。 「タイスの瞑想曲」は、今年1月にもヴァイオリニストの姉・長谷川彩と共演していますが、一般的にこんな楽譜です: ですが、元々マスネーのオペラ「タイス」の中の間奏曲として作曲されており、元のオーケストラスコアはこんな感じ: 続く小節も音型はこんな感じで・・あれ? ハープの分散和音はずーっと途切れる事なく次の小節へつながってるんですね。そうすると、必然的に(は私だけ?)、ハープの通りにピアノの伴奏でも弾いて […]

8/21(水)東京「パリオペラ座首席オレリアン・サブレ(チェロ) 長谷川ゆき(ピアノ) ロマンティックコンサート」に出演します

お盆はいかがお過ごしですか。 またまた大変遅くなってしまいましたがコンサートのお知らせをさせて頂きます。 *これに先立ち8月18日(日)夜に高崎のガトーフェスタ ハラダさんご主催のコンサートシリーズにも同プログラムで出演して参ります。高崎公演のサイトはこちら  5月、7月と、指揮講習会で渡欧の合間にパリに寄り、合わせをして参りました。  ベートーヴェンやメンデルスゾーンなど大作曲家がチェロとピアノの為に多くの変奏曲を残しており、その中からメンデルスゾーン20歳の時の瑞々しい作品を取り上げます。  途中、オレリアンも私も、作曲家がシューベルトに入れ替わったかと思うところがあったりして面白いのです […]

無事終了:パリオペラ座首席 ヴァンサン・プノ(クラリネット) オレリアン・サブレ(チェロ)+長谷川ゆき(ピアノ)の室内楽

2023 年 7 月 26 日(水)杉並公会堂小ホールにて、「パリオペラ座首席 ヴァンサン・プノ(クラリネット) オレリアン・サブレ(チェロ)+長谷川ゆき(ピアノ)の室内楽」公演を無事に開催する事ができました。 コロナ禍発生後初の自主コンサートを無事に終えられました事、ホールの清掃係の方を始め、ご来場下さいました皆様の感染対策のおかげです。心より感謝申し上げます。

チェロが上手く聞こえる「フランクのソナタ」ピアノパートアレンジby長谷川ゆき

チェロが上手く聞こえる「フランクのソナタ」ピアノパート音域アレンジ楽譜

「音楽の友」誌上で絶賛された「パリ・オペラ座 第1首席奏者オレリアン・サブレ チェロリサイタル」で演奏されたフランクのソナタのチェロ用ピアノパートアレンジが出版楽譜になりました。●チェロがppまで使って歌えるよう、従来の音域重複を回避、ソプラノ不在の部分も少なくなり、自然な響きの広がりを実現 ●離れすぎた音域での掛け合いを回避
ピアニストへの配慮:●ピアノ譜のチェロパートはト音記号とヘ音記号のみ ●Delsart氏の初版チェロパート譜にあるリハーサル番号や、ベーレンライター, ヘンレ各社と同じ小節番号も記載。チェリストとピアニストが別の版でも合わせがスムーズ。●ページ割付・譜めくり位置は見慣れた初版と同じ。
コンサート後、誰もアレンジに言及しなかったほど自然なアレンジ!